未来に希望をつなぐ 2023 〈第29回〉
昨年2月24日に始まったロシアのウクライナへの全面的な侵攻。侵攻から約11カ月が経つ今日においても、両国の間において激しい戦闘が続いている。
ウクライナとロシアのことを良く知るため、過去の歴史を調べてみると、ヨーロッパにおいては、約30年ごとに大きな社会的変化があったことに気付く。
1961年のベルリンの壁着工から28年後のベルリンの壁解体、1991年のソ連の崩壊、そして今回のロシアによる侵攻。
ロシアの軍事侵攻を防げなかった現実から、人類が歴史に学べない場合があるという事実を私たちは見せつけられた。
過去への信頼が揺らぎ、未来が色を失いかけようとしている今、私たちに出来ることは、暴力を恐れず、許さない姿勢を貫くことではないだろうか。ウクライナ情勢に対して、私たちは、傍観者であってはならない。
30年後の世界が平和であってほしいという、私たち一人ひとりの希望を未来につなげたい。
2023/1/1