『ジヴェルニーの食卓』原田マハ〈第26回〉
原田マハ『ジヴェルニーの食卓』集英社、2015年 マティス、ドガ、セザンヌ、モネ 原田マハさんは、平凡な人に理解しつくせない「何かが違う」4人の芸術家を、その周りにいた人々の眼を通してこの本の中で描いている。近代美 […]
「危機下の憲法記念日 平和主義の議論深めたい」〈第25回〉
毎日新聞「社説」、「余禄」など 毎日新聞朝刊(大阪本社)2022/5/3 憲法記念日 各地では、護憲、改憲を訴える団体がそれぞれ街頭集会などをひらいて主張が繰り広げられている。 憲法の改正については、国民の関心が高まり […]
『現代ロシアの軍事戦略』小泉悠〈第21回〉
小泉 悠『現代ロシアの軍事戦略』筑摩書房、2021年 この本を読むまで、ロシアについてよく知らなかった。特に軍事のことについては初めて知ることばかりであった。 この本を読んだきっかけは、ロシアのウクライナ侵攻について、 […]
『秘闘』岡田晴恵〈第20回〉
岡田晴恵『秘闘 ー私の「コロナ戦争」全記録ー』新潮社、2021年 この2年間、僕は、新型コロナに対して、本などから正しい知識を得て、コロナを過度に恐れず、自分で考えて対処してきたつもりだったが、この著書を読んで、僕の新 […]
『たゆたえども沈まず』 原田マハ <第17回>
原田マハ『たゆたえども沈まず』 幻冬舎文庫(は-5-2)、2020年、幻冬舎 (この作品は、2017年に 幻冬舎から刊行。) 「この本と旅をしました。そこには、会えるはずのないゴッホがいました。―北川景子」これは、本の帯 […]
岩波の志 2021 坂本政謙 <第13回>
岩波書店ホームページ「会社案内 岩波の志」 京都新聞朝刊「時のひと」(2021.7.31) 毎日新聞朝刊「文化の森」(2021.8.8) この夏、岩波書店の新たな社長に坂本政謙(56)さんが就任されたことを、京都新聞と […]
読む行為から『心の森』を作る 齋藤孝 <第10回>
齋藤孝「本が「染み込む」感覚 原点」毎日新聞朝刊(2021年7月14日) 「第67回青少年読書感想文全国コンクール」の特集記事の中で齋藤さんは、中学生の時、父親に買ってもらって読んだ印象的な本の一冊を紹介されています。 […]
『くらべてわかる!キリスト教 イスラーム入門』 齋藤孝 <第9回>
著書名 『くらべてわかる!キリスト教 イスラーム入門』著者名 齋藤孝出版年 2021年出版社 ビジネス社 コロナ禍のような“災厄”に対して人類は「宗教」と「科学」の力で戦ってきたと齋藤氏は冒頭で言っています。そして、こ […]
立花隆の「遺言」 週刊文春 <第8回>
「週刊文春」7月8日号で、立花隆さんの追悼特集が掲載されていた。 追悼保存版14ページ 立花隆の「遺言」 「週刊文春」は、立花氏が文藝春秋に入社して配属された場所である。 巻頭には、立花さんと交流のあった方々からの寄稿文 […]
クローズアップ現代+「立花隆 秘蔵の未公開資料・知の巨人が残した言葉」<第7回>
6月30日(水)放送のNHKの番組で、立花隆が残した言葉についての番組が放送された。~知ることに終わりはない 立花隆からのメッセージ~ 番組を見て書き留めた立花さんん言葉の数々。 立花隆の仕事を言いあらわした言葉、「見当 […]